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律
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女性
自己紹介:
小説の誤字脱字、また日本語の使い方があまりにもおかしい場合は、遠慮なさらずに知らせていただけると嬉しいです。
その他日常における日本語の乱れは私の頭がおかしいだけで問題ありませんので、報告の必要はありません。そして愛あるお言葉はいつでも大歓迎ですw
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ロックオンは永遠の右側で、
声優では三木眞一郎さんを崇拝。
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大変遅くなりました。読んで下さる方いるのでしょうか・・・。
もし読んでくださった素晴らしい方いましたら、拝みます。
フロントを出るとグラハムの車らしきものが見えた。深いブルーのスポーツ
カーだ。俺に気づいたグラハムが窓を開けて手を小さく振ってきたので車に近 づいていくと、グラハムは車から降りてきた。どうしてだろうと不思議に思ってい ると、グラハムは助手席の方へ行き、「どうぞ姫。」と言って俺を促しドアを開けた。 文句を言いたい気持ちもあったが、満面の笑顔を見てしまっては言えなくなった。 しょうがなく「どーも。」とだけ言ってシートに座った。車を走らせると慣れた様子で 進んでいく。本当にこのあたりに住んでいるようだ。 「君が私の車に乗っているなんて。なんだか信じられないな。」 「そんなこと、誰にでもいってるんでしょう?」 柄にもなくしおらしいことを言うグラハムに、思わず照れてしまいとっさにそう 返した。 「君は私のことを、何か誤解しているようだが、私ほど一途な男も居まい。それに 心配しなくても私は君にめろめろだよ。」 「なっ、俺はそんなつもりで言ったんじゃっ。」 「おや?顔が赤いようだが。」 「ちょっと!前見て運転しろよ!」 「私の気持ちとしては、君の表情を漏らさず見ていたいのだがね。」 「わかったから、事故起こさないでくださいよ。」 *** そうこう言い合っているうちに、早くも目的地に着いたようで車を小さな駐車場に とめた。グラハムは身なりも品もよかったため、高級な店に連れて行かれる のだろうと身構えていたが思いがけずこじんまりとした店だったため、ふっと 肩の力が抜けた。またドアを開けられる前に急いで車から降りる。外装だけ しか見えないが、暖かい雰囲気で感じのいい店のようだ。慣れた足取りで店 に入るグラハムに続いた。店内は柔らかな照明で自分の家のように落ち着く ようなつくりだった。すこしふっくらとして優しそうな50代ぐらいの女性がやっ てきた。どうやら、グラハムとは顔見知りのようだ。 「いらっしゃいませ。エーカー君。久しぶりだねぇ、さあさあ奥に入って。」 「ご無沙汰してます。今日は特別な人を連れているので、どうしてもエレナ さんの店に来たくて。」 「まあ、べっぴんさん。もしかして、エーカー君の恋人?」 「ちっ違いますよ。エーカーさんとはただの知り合いです。」 グラハムが「はい。」と言おうとしたのに割り込んで答えた。なんて虚言をさら っと言おうとするんだ。 「そうなの?」 「残念ながら。」 眉をさげそう答えたグラハムに「サービスしたげるからゆっくりしてってね。」と エレナさんが言い、奥の席に案内してくれた。向かい合って座ると、グラハムが 「嫌いなものはないか」と尋ねてきたので、特にないことを伝えるとオススメを何 品か頼んでくれた。 「いいお店ですね。」 「そうだろう?君が気に入ってくれてよかった。ここは学生時代からよく来ていた 馴染みの店なんだ。味も保証する。」 「へえ、楽しみだな。こんなにゆっくり食事するの久しぶりで。」 「私もだ。それじゃあ食事の後も私の家でゆっくりしていかないか?」 「行きませんよ、冗談言って。それにホテルもったいないじゃないですか。」 「私は口説いてるつもりなんだがね。身持ちが硬いな、ロックオン。」 グラハムに乗せられないようにしないと。自分が流されやすく、押しに弱いの も理解しているから。それに、グラハムには俺は男だと何度も言ってきたが、過 去に男とも関係を持ったことはある。だからこそ、軽はずみな行動は避けないと。 一番心配なのは自分がグラハムに好感を持ち始めているということだ。過去に は男女ともに彼のようにまっすぐに素直な感情をぶつけてくるものは居なかっ た。昔はそれが楽で、だけどいつも寂しかった。グラハムは今までの誰とも違 う。ごまかせないし、駆け引きも出来ない。それがなんだか、楽しくなってきてし まっている。でも、俺は今世界を相手に戦っている身だ。グラハムの気持ちに応 えることもできないし、心に弱みを作ってしまってはまずい。もう二度と会わないよう にしようと決めた。連絡を取らなければ、もう会うこともないだろう。 しばらくして、料理が運ばれてきた。どれも家庭料理のようで俺の生まれた国の 料理とは違うが懐かしい感じがしてとてもおいしそうだ。平和で和やかな雰囲気に グラハムとも、もっと違う時に出会っていたらなんて考えてしまった。 だけど、今日で終わりだ。グラハムとの最後を楽しもうとフォークを手に取った。 <早くもロックオンが話を終わらせようとします。グラハム!頑張らないと!> PR この記事にコメントする
祝!続編~v
おぉぉぉ~~~!!!続編っ書いて頂けるなんて感激です><;;vvあぁ!マジ嬉しいっ^^
偶然?の再会っ!!やはり天はハムの味方ですねw(そして私らの…ww) 初デートですよぉ~v車でエスコートするハム! いやぁ~ドアを開けてあげる所なんか…紳士ですね~!ハマりすぎだっ!!w なにやらいいムードvvフフッv 流されやすく、押しに弱い兄貴なんて…最高じゃないですかっvvそれでこそ兄貴だ! グラハム!あとひと押しだよっ!!頑張ってぇ~!!終りにされそうだよっΣ (ここは持前のガンダムセンサーでビビッとw) 見抜いて、本音をださせて!後は…////だっ!! ←うをぉいっ!!∑ 今、本編では…ホント大変な事になってますが、私は兄貴の無事を信じていますともっ!!絶対に生きてますっ><!! 続き楽しみにしてるので~これからも頑張って下さいvv |