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その他日常における日本語の乱れは私の頭がおかしいだけで問題ありませんので、報告の必要はありません。そして愛あるお言葉はいつでも大歓迎ですw
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ロックオンは永遠の右側で、 声優では三木眞一郎さんを崇拝。
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続編書きました!けど、ちょっと中途半端に切ってしまってすみません。明日中に仕上げます!


 後はシャンプーだけか、とびっしりと書き込まれたメモを見ながらロックオンはため

息をついた。人のよい整った顔立ちに少しばかり、疲れのいろが見える。両手に下

げた紙袋と両手でもっているブランドものの箱から推測すると、我侭な彼女に付き

合ってあげている彼氏という風にも見える。彼は一人であったが女性に頼まれて断

れなかった、という点では当たらずとも遠からずといった所だ。なんでも、この地限

定で展開されているブランドの新作が発売され、数量限定というおまけ付きらしい。

限定という言葉に弱いのはほぼ大半の女性に当てはまることで、CBの女性陣もま

た例に漏れることはなかった。今手が離せない作業を抱えている自分たちの代わり

に、買いに行って欲しいと言ってきた彼女たちに、断る理由もなく、了承した。しかし、

うんと言ったとたん、それまでのしおらしい姿はどこへ行ったと文句を言いたくなる

ほどに、態度が変わり、日常品から消耗品まで、次々とリストアップして買い物を頼

んできたのだった。一度うんと言ってしまった手前断ることも出来なくなり、あれよあ

れよといううちにアメリカの地に下りていた。なんだか、だまされたような気分だった

が、せめてもの気持ちなのか一泊してきてもいいという許可が出た。
 

***

 なんとか買い物を終えたが、メモにサイズと色を指定して下着上下と書かれてい

たのを見たときは、勘弁してくれよと本気で思った。俺に頼むかよ普通!店の店員に

は「彼女にプレゼントですか?」とやたらニコニコとした顔で尋ねられたし。デザイン

はお任せして選んでもらったが、恥ずかしくて仕方がなく、また周りの女性客の視線も

いたたまれなかった。こんな思いは二度とごめんだ。

そんなことで精神的にも疲れたので、あらかじめ手配してくれていたホテルに戻ると、

もう夕日が沈み始めていた。階数が高いため眺めがよくて、部屋に入ったとたん目に

入ってきた夕日と都市の景色に目を奪われた。荷物を置きしばらく何をするでもなく窓

の外の世界を眺めていた。ビルが立ち並び、車が家路を急ぐ様子を上から見ている

と、自分たちの日々の活動とは無縁の世界であるように感じられた。なんとなしに感

慨に耽っていたが、突然の携帯の音に意識が浮上し、表示される名前を見ると、

グラハム=エーカー。先月に知り合った男の名前がそこにあった。

『やあ、久しぶりに見る君はやはり美しいな。画面越しなのがとても悔やまれる。

私はあの日以来君の事を考えない日はなかった。すぐにでも連絡したかったの

だが少々立て込んでいてね。顔を見る限りでは変わったところは無さそうだが、

元気にしているか?』

「ええ、どこも悪いところはありませんよ。あんたは疲れた顔をしてるみたいだけど。」

『あまり家に帰れてなくてね、やっと休暇がもらえたところだ。でも君とこうして話す

だけで、疲れも取れる。』

「俺でなんて、あんたも大概安いな。」

『自覚はないのか?君は幾多の女神も裸足で逃げ出したくなるくらい美しい。そして

あらゆる神々をもとりこにできるくらい魅力的なのに。さりとて私は君に心を奪われた

神の化身といったところか。』

「だからぁ、俺は男だし、そんな大層なもんでもないです。」

 そんなこと言って俺たちの勝利の女神が怒ってどっか行っちまったらどうすんだ。

こんなことで、俺たちの努力がおじゃんになってしまっては堪ったもんじゃない。

「すいません俺が言ったんじゃないですから。これからもお願いします。」と心のなか

で祈っておいた。危ねえ危ねえと思っていると、『ところで君は今はどこにいるんだい?』

と早々に話題を変えてきた。自分の意見は通す気らしい。しぶしぶアメリカに居ることを

伝えると、急に声のトーンが明るくなった。都市名を聞かれ答えると、グラハムの自宅が

このあたりにあるらしい。こんな偶然があるのかと驚いたが、相手は感慨だけでは済ま

なかったようで、会いたいと言う意思をこれでもかと訴えてきた。一度会っただけの相手

ではあるが、以前と変わらない様子におかしくなった。くすくすと笑い出した俺をグラハム

が不思議そうな顔で見ている。

『私の顔にごみでもついていたかい?』

「いーや。ところで、これから会うんでしょ。どうしますか?」

***

 一人でいてもすることが浮かんでいなかったわけだし、ちょうどよかったかもしれない。

時間が時間だけに夕食を食べにいくことになった。俺が了承したとたんに喜びを顔全体に

浮かべたグラハムにこちらまで気分が高揚した。少なくとも俺は今からグラハムに会える

ことを楽しみだと思った。『6:30にホテルの前に車を寄せるから下りてきてくれ。』と嬉しそう

に言うグラハムに了承を返し、通話を終えるとお腹が小さく鳴いた。



<そんな偶然あるわけないです!(苦)私の力不足によって必然となったのです。てか、ロックオンは毎回買いもんしてますね。 買いもん終わらないと話が始まんない・・・。>

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